風と幻灯

家族のこと、猫のこと、日々の暮らし。
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馬鹿な子どもだということ

まだ小学生だった頃、仲の良いいとこが居て、彼女の家によく泊まりに行った。
夏休みの終わり頃、プールへ行こうとふたりで連れ立って、ビーチサンダルでテクテク歩いていたら
大きな大きな栗の木のあるお宅の前を通りかかった。

地面には、たくさんの青いいがぐりが落ちていた。

本当に、本当に、何を思ったのか、わたしは、その青々としたいがぐりを、ポーンと蹴飛ばした。

ビーチサンダルだったので、もちろんわたしの足の指には、たくさんのイガが刺さって、痛くて痛くて、半べそでいとこの家に帰り、おばさんにイガを抜いてもらった。

「どうしてこんなことに?」とおばさんは言い
「間違ってふんじゃった」とわたしは言った。

そりゃそうだ。
蹴飛ばしました。なんて、とてもいえない。小学生でも、それがどれだけ「馬鹿」なことかわかる。


そうして、オトナになったわたし。

今でも、なんにも変わっていないと、思う。

自分で、「馬鹿」なこととしりつつ、イガを蹴飛ばして、勝手に傷つく。

賢い人は、イガを避けて歩くし、見ても自ら蹴飛ばしたりはしないのだ。


賢くなりたいと思う。

でもわたしはまだ、馬鹿な子どものままなのだ。

いがぐり

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