風と幻灯

家族のこと、猫のこと、日々の暮らし。
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油断

もうすぐ2年になりますが、夫が、花をきらさないように買ってきてくれるんです。

少し、大きなトラブルがあって、とってもとっても反省した夫は、わたしが喜ぶことをしようとか、相手の気持ちを思いやるとか、そういうことを毎日一生懸命に考えて、そのひとつとして、花を、わたしに贈り続けてくれているんです。

うちには猫が4匹いますから、花瓶を倒されたらいけないとか、猫に危険な花があるとか、いろいろ気をつけていたんですが、ここにきて、なんとなく油断していたように思います。

先日、夫が贈ってくれた花は、アルストロメリアとバラとカーネーションが入っていました。

アルストロメリア

この花が気に入ったんだよね。と、夫がアルストロメリアを指して言って、あぁ、なんて言う名前の花だっけね・・と、なんとなく思って、パソコンで、「ちいさいゆりみたいな花」と検索したんです。
そうしたら、この花の名前が、アルストロメリアだと言うことが分かったんです。

それで、花言葉を見たりして、それがそのときのわたしの気持ちに合っていたので、うれしく思ったりしていました。

そう、そんな風に検索していたのに、すっかり忘れていたんです。

ユリは、猫にとって猛毒だってことを・・・。

花を飾って数日経ったある朝、猫らに朝ごはんをあげようと、キッチンにいると、ポロちゃんがキッチンのカウンターに飛び乗ってきて、花をペロリと舐めたんです。
そのとき、「あ。。」と思って、「ポロちゃん、お花ダメよ!」と追い払ったのですが、なんとなく、あれ・・?と思って、「あれ・・・?この花って、食べてもいい花なんだっけ・・・・?」

猫にごはんをやってから、すぐにパソコンの前に座り、「アルストロメリア 猫」とひくと、中毒と言う言葉が出てきて、ユリ科の花であることがわかり、すーーーーっと血の気が引きました。

そうだよ、わたし、ちいさいユリみたいな花だなって、思ったんじゃん!!!

慌てて、いろいろ検索してみると、ユリが猛毒であることは知ってはいたけど、深く読んでいなかったので、花粉を舐めただけで死んでしまった子がいるとか、怖い話がどんどん出てきて、わーっとわたしはパニックになって、どうしよう!どうしよう!大変なことをしてしまった!!!と泣きながら夫が眠っている寝室に駆け込んだのでした。

夫は、ユリが毒だということは、以前、わたしから少し聞いた程度だったので、ポロの様子は大丈夫なんだろう?とか、中毒って、何がどんな風になるの?みたいな感じで、わたしは、ポロの様子は大丈夫だけど、腎臓がやられてしまうらしくて、症状が出ていたら、もうだめなんだ!!と、また泣きながら言って、ポロ、ポロ、ポロ、と、ポロを探して抱きしめて、また泣くのでした。

ともかく、今は症状が無いということと、本当に食べたのかどうかと夫が言うので、アルストロメリアを見てみると、花びらも葉っぱも、すでにがじがじと齧られた跡があって、これはもう、今日だけじゃない、昨日か一昨日もだ!と、絶望的な気分になって、足の力が抜けて、ふらふらとそこに座り込んで動けなくなって、どうしよう、どうしようと泣くわたしに、ともかく、ポロのそばにいなさいと夫は言い、息子の朝の支度を済ませてくれました。

ポロはいたって元気で、いつも通り、泣いているわたしを嫌って(ポロはわたしの感情が乱れているのが好きじゃない)抱いても抱いてもイヤイヤして逃げていく。
わたしはもう、どうしたらいいかわからなくて、始終おろおろと。
でも、ともかく病院にいかなくてはと、ポロをキャリーに無理やり詰め込んで、花の残骸をもって、かかりつけの成城こばやし動物病院に行ったのでした。

病院につくと、狂犬病の注射のシーズンで病院はたくさんのわんちゃんたちで溢れていました。
受付で、ユリの花を食べてしまって・・・と半泣きで伝えると、受付の方がなるべく早く診れるようにしますね。とおっしゃってくださいました。

少しすると、外科の担当のI先生に呼ばれ、だいたいのあらましを伝え、血液検査をして腎臓の数値を見ることと、もう食べたと思われる時から、少し時間がたっているので、活性炭を飲んでお腹の中の毒物を吸着させることと、点滴か皮下注射で毒を排出させるのを促す。と、いう処置をすることとなりました。
検査の結果は30分ほどで出るとのことで、もしもポロに何かあったら、わたしはもう生きる意味が無いと思って、また泣きそうでしたが、ポロがいつもと同じ様子だったのと、夫から、悪いイメージを持ってたらだめだよと出かける前に言われていたので、なんとかそれを追い払って、たくさんのかわいいわんちゃんたちを見ながら、気持ちを静めていました。

しばらくして検査が終わり、先生からお話しを聞くと、腎臓の数値はまったく正常だということ、でも、今大丈夫だから、もう大丈夫とはまだ言えないので、近日中、明後日くらいにもう一度検査をしましょうということで、ひとまず、わたしの気持ちに安堵が広がったのでした。

それから2日後の検査も問題なく終わり、ポロの様子もまったく普段と変わらず、元気でよく食べて、よく甘えて、やっと「良かった・・・」と思ったのですが、よっぽど強いストレスを感じたのでしょうか(わたしが)、無事と分かってからも数日は足元がふらふらして、めまいに襲われました。

そういえば、ユリの中毒に関しては、どれくらい食べたら危険というのが不明らしく、ネットなどで見てみると、花の挿してあった花瓶の水を飲んだだけでも、とか花粉を舐めただけでも・・と言うものから、うちのポロのように大事に至らなかったという話しまであって、量だけじゃなく、ユリの種類だとか、猫の体質、体調にも左右されるものなのかもと思いました。

でも、本当に・・・・無事でよかった・・・・。

夫も、花を買うの、チョット怖くなっちゃったな・・と言っているので、猫に危険な花のリストを作ろうかなと思ったり、無理にもう買わなくても気持ちは通じてるからいいよ、って思ったりします。

みなさんも、くれぐれもお気をつけて・・・。

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2 Comments

yokoblueplanet says..."大変でしたね。"
おはようございます。
お久しぶり〜!と思っていたら、大変なことになってましたね。
このお花、花びらが薄くて清楚な雰囲気があるのですが、猫族にとっては命取りの毒になる、、、ユリ科の花と猫の相性は良くないわけですね。
お大事に〜またいらしてください。
2016.04.25 23:47 | URL | #- [edit]
mome says...">to yokoblueplanetさん"
お気遣いありがとうございますー。
猫はわりと食べちゃいけない植物が多いんです。
野良猫とかはどうやってしのいでるんだろうと不思議に思います。
yokoさんのブログは変わらず情報で溢れていて、毎回うーん・・・と唸りながら読んでいるので、毎回追いつけない(笑)
でも、大事なことがたくさんありますね。
また遊びにいきます^-^
2016.04.28 20:31 | URL | #- [edit]

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