風と幻灯

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涙の辞任

福島第1原発:内閣官房参与、抗議の辞任
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110430k0000m010073000c.html


日弁連会長の声明
「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」に関する会長声明
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/110422_2.html


ここへ来て、さすがに政府の対応のいい加減さというか、でたらめさに、異議を唱えるひとたちが増えてきたように思います。
子どもたちを、炭鉱のカナリヤにしてはいけません。
子どもたちを、守らない国家に、未来などありません。
倫理的に正しくない国家は、やがて滅びるのです。


もしも、仮に、わたしが。
わたしと、子どもたちが、年間20ミリシーベルをを被爆上限にするような地域に暮らしていたとしたら。

わたしは、迷うことなく、子どもたちを、外に「逃がす」でしょう。

仕事がある。くらしがある。たくさんのひとの、その数だけの「動けない」理由。
あると思います。

でも・・・。

あまり、過激な発言はしたくないのですが・・。

今、政府がしていることは、この子どもたちへの年間20ミリシーベルトや、原発作業員の被爆上限の事実上の撤廃、食物などの規制上限の緩和など、すべてのことを含め、「ゆるやかな殺人」であると、わたしは思うのです。

わたしは、あまり健康に恵まれずに生きてきました。

些細なことから、ちょっと大きなことまで経験してきました。

「今すぐ」「ただちに」命を脅かすような病状はありませんが、慢性化した、生涯付き合っていかなくてはいけない病気はあります。
いろいろな規制があって、病気を抱えたまま、日々、暮らしていくことのストレス、絶望感。
ぬぐいきれるものではありません。

健康であることが、どれほどうらやましいことか。


健康に生まれ、元気に暮らしている子どもたちに、将来のわからない不安を、押し付けてはいけません。
放射性物質、放射能で、たぶん一番恐いのは、癌にかかるリスクが高まることでしょうが、それだけではありません。
放射性物質は、みなさんも良くご存知かもしれませんが、生殖器に蓄積されやすい傾向があります。
もしも、何年も被爆を続けるようなら、将来的に、女の子の中で、不妊になってしまう子が、あるかもしれません。
そういう、明らかな症状が出なくとも、不定愁訴が出てくる可能性は、否定できませんし、むしろ、あって当然かと。

こんな単純で、簡単なことが、なぜ理解されないのか。

多くの、名前も知らない子どもたちを、わが子のように思ってください。
大切にしてください。


お母さんたち。
もっと、声を上げてください。

今、現地では、不安を訴えることがタブーのようになっていると、聞きました。
それは、なぜですか?
政府が、安全だとか、大丈夫だとか言っているからですか?
不安をあおりたくないと思っているからですか?

そんなことよりも、自分の子を守ってください。
盾になれるのは、親しかいないんです。
戦ってください。


「外」から、勝手なことを言っている。と、思う方もいらっしゃるでしょう。
動きたくても、動けないんだと、思う方もいらっしゃるでしょう・・。

そういわれて、返す言葉はありません。

事実、そうなのでしょうから・・・。


だから、もう一度、政府にもお願いします。

「今」やらなくてはいけないことを、もう一度よく考えてください。
「未来」を想像してください。
「過去」の過ちを、繰り返さないでください。

いろいろな考えの方が居ますから。
どうあっても、その地を離れたくないひとも居ますから。
恨まれることもあるかもしれません。批判されることもあるかもしれません。

でも、一番大事なことが何なのか、それを考えてください。

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10 Comments

アビmama says..."momeさんこんにちは"
最近はちょっと落ちていて読み逃げしてました

立ち入り禁止になっている小学校・・・
娘が通っていた学校も入っています

近くに娘の同級生がたくさん住んでいます。私の友人たちも・・・
その同級生の子供さんたちがその小学校に通っていると思います

学校だけ公園だけピンポイントで高いわけじゃないでしょうね
当然その周辺も高いのでしょうね・・・

この現実本当に怖いんですけど
どうしたら良いのでしょう・・・
2011.04.30 14:18 | URL | #0ej1hy.w [edit]
norori* says...""
ゆるやかな殺人。。恐ろしいです。

政府や東電が言ってる通り安全だ、問題ない、
そんな風に認識してる方がいっぱいいらっしゃるんですよね。

事実昨日学校でママ友に放射性物質の話をしたら
なんて言われたと思います?
「考え過ぎだよ」「全く平気だよ」「問題ないよ」って!!
心配している私がすごい過敏に反応してる変わり者扱い!!

未来ある子供達を救えるのは大人なんですよね。。
どうにかしてほしいものです><;
2011.04.30 17:03 | URL | #- [edit]
カズペコ says...""
あいかわらず難しいことはわかりませんが・・・
今朝のニュースで内閣官房参与の東大大学院教授の辞任
を知りました。
涙を流しながらの抗議

これってすごく怖いこと言ってたと思うのですが
みんな冷静ですね、もっと騒いだり
パニックにならないといけないのではと
思います。
危ない場所から子供たちは早く脱出しないと
いけないでしょ。
大学院教授が泣いて訴えているのに・・・・・

風評被害を防ごう  ってそっちばかりに
一生懸命のような気がします。

こちらでは、原発問題にもだんだん慣れてきたのかな
ニュースにもあまり驚かなくなってきた。
これもまた怖い傾向です。





2011.04.30 17:54 | URL | #- [edit]
tomotan says...""
記事かぶっちゃいました。

でもすごく大きなことだと思うんです。 ようやく多くの方が気がつかれたんじゃないかって。 もっと広げたいですね。

そしてママたちに勇気を出していただきたい。
私も子供が小さければ、、そして20ミリシーベルトなんていわれたら、どこか遠くへ逃げると思います。 それはもう離婚してでも。
それが無理なら子供だけでも。 それほどのことだと考えて欲しいです。
2011.04.30 18:41 | URL | #- [edit]
mome says...">to アビmamaさま"
アビmamaさん~。
コメントありがとう、でも、本当に無理しないでくださいね。
わたしも、気分的に晴れない日が多くて、お友達のブログを回っても、なかなかコメントできないことも多いです。

アビmamaさんは、本当に近しいひとがたくさん居ますから、心配な気持ちは、わたしなんかより、ずっと、ずっと大きいと思います。

現地にいる方々も、きっと不安な日々を過ごしているのでしょう・・。
だから、「安全だ」とか「大丈夫」って言葉を信じたいんだと思います・・。
そうじゃなきゃ、参っちゃいますものね。

わたしも、心のどこかで、そう思いたい、そして、少しだけ、そう思っているときがあります。
じゃないと、本当に、恐くて恐くてたまらない。

でも、少しでも子どもたちに安全な対応ができるように、こうして、小さい声を上げることが大事だと思って、頑張っています。
2011.04.30 21:24 | URL | #- [edit]
mome says...">to norori*さま"
それ、すごく分かります・・。

わたしもこうしてブログを書きながら、どこか疎外感を感じています。
騒ぎすぎなんじゃないか。とか、そこまで心配する必要は無いんじゃないか。とか、思う気持ちも、やっぱりあるんです。
実際、わたしの持っている知識なんて、専門家のひとには遠く遠く及ばないわけですから、その専門家が口をそろえたように、安全だと言っている。
危険を唱える人は、わずかに少数です。

自分は、間違ったことをしているかも。と、思うこともあります。
不安な状態にいるひとを、さらに不安な気持ちにさせているだけかもとも。

でも、いくら安全だという説を読んでも、わたしには、納得できないんです。

前にも書いたけれど、たぶん安全よりも、もしかしたら危険を優先したい。

自分が健康じゃないから、健康じゃないひとの苦しみがよくわかる。
そんな思いを、子どもたちにさせちゃいけないんです。

みんな、1ヶ月以上たって、いろんなことに慣れてしまっている。
麻痺してしまっている。
それがわたしには、何より恐ろしいです。

2011.04.30 21:35 | URL | #- [edit]
mome says...">to カズペコさま"
子どもたちに、20ミリシーベルトなんて、本当に信じられないことです。
これは、放射線の数値だけであって、そのほか累積されている放射能は、どうするのか・・。
汚染された場所で、汚染された食べ物を食べて、健康に影響が無いなんて、ありえますか?

本当に、その場しのぎの毎日で、カズペコさんの仰るとおり、風評被害への対策ばかりが重視されて、そのために、たくさんのひとを、子どもをいけにえにしているのです。
ニコニコ笑って、野菜を齧る。そんなニュースを見ると、ぞっとします。
たった一口、二口食べただけで、そりゃ、健康に影響はないでしょうよ。
でも、毎日、毎日、食べ続けることを考えてください。

東京でも、原発のニュースは、恐ろしいほど減りました。
今日の天気。みたいな扱いです。
本当にもう。
胸が苦しくなってきます・・・。
2011.04.30 21:42 | URL | #- [edit]
mome says...">to tomotanさま"
参与の記事ですね。
これも、ニュースで取り上げられたものの、大変衝撃的なニュースであるにも関わらず、まぁ、おざなりな感じがありました。
たくさんのひとが、大事なことだと気づいてくれるよう、どんどん記事にしていきましょう。

わたしも、今思うのは、もう、おとなはしょうがないから、せめて子どもだけでも、疎開させることができないのかということです。
子どもと、それから妊婦さんもですね。

先日のtomotanさんの記事にもありました、チェルノブイリへのかけはしさんの記事にもありますが、放射能から離れて暮らすことで、子どもたちの遺伝子の修復が行われるとか。
見違えるように元気になるそうです。
ですから、今でも遅くない。
政府は今からでも、子どもと妊婦を守ることを考えてもらいたいです。
2011.04.30 21:53 | URL | #- [edit]
yokoblueplanet says..."もっと声を!"
こんばんは。
社会的責任ある立場にいる人間には、研究費がどうのとかの世俗的な利害思考はこの際忘れて、一番大切な「生命尊重」、それも人間だけでなく全ての生き物を含めた基本的立場に戻って考え行動して欲しいですよね。
もっと声を!です。
2011.04.30 22:26 | URL | #- [edit]
mome says...">to yokoblueplanetさま"
ですよね。

今の政府や御用学者の行動は、とても血の通ったひとの行動には見えません。
小佐古元参与は、有名な「御用学者」ではありましたが、今回の辞任で訴えたことは、氏の良心なのであったと、わたしは信じたいです。

やはり、一番肝心なのは、現地にいる方々が、声をあげることだとわたしは思います。
恐いでしょう。不安でしょう。
でも、頑張って欲しい。
こどもたちの未来のために。
2011.04.30 22:44 | URL | #195Lvy4Y [edit]

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