風と幻灯

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難波先生からのメール

この前、難波先生からのメールを転記させていただいたのは、3月22日のことでした。
そのときの記事はこちら→ 正直悩むところではありましたが

たった6日前のことですが、そのときはまだ、「原発」の恐ろしさを訴える意見に、懐疑的でしたし、被災地と、東京よりももっと被災地に近い方々に対して、不安をあおるようなことを言ってもいいのか、とても悩んでいました。

なんというか。
「原発は、これほどまでに恐ろしいものなんだぞ!」と、ショッキングに訴え続けるひとたちに対して、その意見にたいして、まるで、「宇宙人は本当にいるんだぞ!」と、訴えているひとに対する視線と、同じようなものを持っていました。(わたしは宇宙人がいるとは思っていません)

そして、このような事態になっている今も、「宇宙人は本当にいる」とは思っていませんが、「どこかの銀河に、生命が存在している可能性はある」くらいにはなっているような気がします。
こんなことを思うわたしには、まだ、危機感が不足しているのかもしれません。


わたしが普段の暮らしの中で、いつも思っていたことは、「知ることによって、解決に導かれるべき事柄の多さと重要さ」でした。

たとえば、わたしの息子は障がいを持っていますが、それを差別するようなことを言うのは、たいてい、その障がいについて知らない人たちです。
ひとは、知らないものを恐れるのです。
その恐れが、差別や偏見に繋がると、わたしはいつも考えていました。

だから、わたしは、この小さな場所でも、他の同じように小さな場所でも、「知ってもらうこと」を心がけてやってまいりました。

もちろん、今回の災害と、わたしの事情は、比べ物にならないし、比較することすら方向が間違っているのかもしれませんが、やはり、ひとが、何かの解決の糸口を探るには、まず、知ることが重要なのだと感じています。

けれど、その情報には、たくさんの落とし穴があることも事実です。

どの情報を信頼してよいのかは、やはり、まだ、わたしには分かりません。

危険と安全。
両極端な意見がありすぎて、どれが真実なのかが分かりません。

それでも、双方の意見を読み進めるうちに、「どうにもこれは、安全だといっているほうが、胡散臭いぞ」と思う気持ちが芽生えて来ました。
でも、もしかしたら、わたしも「危険だ」と言う声に毒されているのかもしれない。
自分の心の中すら、よくわからない状態です。

ですから、3月22日以降にも、たくさんのメールを転送していただいていましたが、それを転記する気持ちにはなれていなかった。

けれど、昨夜。
原子炉の土壌から、プルトニウムが検出されたとのニュースがありました。
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa_date1&k=2011032900003

ここでも、東電は「人体に影響のあるレベルではない」と言っています。

わたしは、もちろんご存知のように、専門家ではありません。
たんなる、ぐうたらな主婦のひとりです。
だから、この数値が、「人体に影響がある」か、「人体に影響がない」か、判断することはできません。

でも、もうひとつのニュース。
放射線量が高く遺体収容できず
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110329t63045.htm

これを読んだとき、矛盾を感じたのです。

5キロ地点での、ご遺体の被ばく量があまりにも多く、収容できないのに
原子炉の土壌は、人体に影響の無いレベル。それは、ありうることなのでしょうか?

この疑問をきっかけに、わたしは、難波先生からのメールを、転記することを決めました。

難波先生は、とても優秀な方ではありますが、もちろん、専門家ではありません。
なので、先生の仰ることには、間違いもあるかもしれません。

ですから、この先を読む方は、前の日記でも書きましたが、「ひとつの意見」として捕らえてください。
そして、何かを考える材料のひとつにしてください。

「安全」だという意見も、「危険だ」と言う意見も、すべてを鵜呑みにしないで、自分なりに考えてください。


これから先は、とても長いので、必要な方のみご覧下さい。

********************

【保安員の大ウソ】
というタイトルで
<矢野厚@東大上研学生です。

原子力保安院の大ウソ暴露という武田邦彦氏中部大のインタビューです。

氏は地球温暖化では怪しい主張をされている(左巻健男氏のtwitterで「彼の地球温暖化についての論説はいっぱい疑問を感じたが」との言及あり)そうなのですが、私がこのインタビューを見た限りでは筋が通っていると思います。ご参考までに。

http://www.youtube.com/watch?v=gW8pfbLzbas&feature=youtu.be

原子力保安院は原発推進・自分たちの保全だけを考えている。

放射性物質の拡散は距離よりも風向きが重要。政府が距離で避難範囲を区切っているのは、適切な指示を出すことをめんどくさがっているから。

等の主張です。>
 という投稿がというメルマガ掲示板にあります。
紹介されている武田教授の話を20分位テレビ画面で聞きましたが、今の原発行政の問題点が非常によく分かります。要は原子力安全委員会はお飾り、その下の保安院という役所が実験を持っている。だから「審議官」などが会見に出てくる。
 この内容はyoutubeの記者が取材したものか、関西だけで放送されているテレビ局の取材によるもので、東京では見られない(知らされない)情報だと思います。
騙されたつもりで、一度ごらんください。

難波紘二

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【レベル6、核分裂生成物8種‏】

諸兄姉へ:(転載自由です)

ブルンバーグTVは18:00次のように報じている。

<過去の大きな原発事故は 86年の旧ソビエトのチェルノブイリ事故、79年の米スリーマイル島事故があり、国際原子力事象評価尺度(INES)でそれぞれ最高のレベル7(深刻な事故)、レベル5(施設外へのリスクを伴う事故)に位置付けられている。今回の福島第一原発の事故はチェルノブイリに次ぐレベル6(大事故)に相当する、と 25日付の朝日新聞は報じた。

福島第一原発では3号機の原子炉が損傷している可能性があることが新たに分かった。3号機タービン建屋地下にたまった水の放射線濃度が炉心の水の1万倍の放射線濃度を示している。原子力安全・保安院は、原子炉毀損(きそん)により核燃料が流れ込んだこともあり得るとみている。

核分裂で生成

保安院の西山英彦審議官は会見でこの水について「原子炉の中に源をもつ可能性がある」と述べた。同時に原子炉が損傷したことを示す証拠もないとして「何らかの漏れが起こっている可能性が高い」と述べるにとどめた。(本来、核分裂生成物がタービン蒸気に出るはずがない。タービン建屋に亀裂があり、炉からあふれた水が建屋の地下室に流れ込んだ可能性ならある。その水の汚染は炉の格納容器と炉そのものの破損があった場合に起きる。言葉を濁している事態か!)

東電もこの水から核分裂で生成した物質8種類を検出したことを明らかにしている。原子力設備管理部の巻上毅司課長は「燃料プールから流れたものか、原子炉燃料の破損から来たものか断定できない」と述べた。>(この8種の名前と同位体番号を明らかにすべき。それによりプルトニウム汚染の有無がわかる。それもできないなら「保安院」などという名称をやめて「あかん院」と改称しろ。

難波紘二

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【「レベル6」の原子炉を修理再使用?】

諸兄姉へ:(転載自由です)

 どうやら「福島第一」は私が前に述べたように「レベル6」となりそうです。

 タービン建屋の地階の水たまりや排水口付近海水の高濃度汚染が見つかったことは、二次冷却水の汚染を意味しており、「復水器」(ラジエター)の破損があるようです。これからもっと大事態になる予感がします。

「毎日」の報道によれば、

 <東京電力福島第1原発1号機のタービン建屋で高い放射能を持つ放射性物質を含む水たまりが見つかった問題で、東電は26日、建屋の地下で18日に空気中の放射線量を測ったところ、1時間当たり200ミリシーベルトと高い値が計測されていたと発表した。3号機タービン建屋で放射性物質に汚染された水に足がつかり作業員3人が被ばくしたのは24日で、東電はこうした汚染についての情報が作業員らに伝わっていれば被ばくが防げた可能性があったとしている。

 東電によると、1、2号機のタービン建屋の地下には津波による水たまりがあり、18日に1号機のタービン建屋地下で調べたところ、空気中で1時間当たり200ミリシーベルトという高い値であることが分かった。このため、24日午前9時に水の線量を調べるために採取していた。3号機タービン建屋地下では23日には水たまりがなく、線量も低かったことから作業員が注意を怠ったという。(18 日に水たまりがあり、空気が高濃度汚染されていることを知りながら、なぜ24日朝まで水のサンプリングを行わなかったのか?)(23日に3号機タービン建屋に水たまりがなかったのが事実とすれば、津波の海水ではありえず、一次冷却水の配管損傷による水漏れを考えなければいけない。)(東電は毎日、原子炉建屋とタービン建屋の巡視を行っていないのか?)(状況不明のまま、突っ込まされる下請け会社ー孫請け会社ー渡り作業員は人間だと思っていないのか!)

 東電は「1号機で高い線量が出た情報が現場全体に伝わり、注意喚起していれば今回の被ばくを防げたのではないか。情報共有が甘く反省している」としている。

 同原発1~3号機のタービン建屋地下ではいずれもこうした水たまりが見つかっている。経済産業省原子力安全・保安院は、高濃度の放射性物質を含み、原子炉から漏れた可能性があると見ている。1号機では26日から、汚染された水をポンプで復水器に入れる作業を始めた。2、3号機でも同様の作業を行う。【関東晋慈、岩佐淳士、酒造唯】>

(汚染真水を復水器に戻すということは、破断パイプの箇所を見つけ修理しない限り、また漏れるということだ。それにこれは「廃炉」を前提にした処置ではない。運転開始後40年経った1号炉を修理運転しようというのか!保安院に聞きたい、原子炉から漏れた水が、タービン建屋にどうして流れ込むのか?)

( 国民の不安の種は東電と保安院による「情報隠し」にある。新聞記者は彼らの片言隻句から矛盾点を衝き、整合性のある事実を突き止めて欲しい。真実には整合性があるが、ウソには内部矛盾がある。)

一方、「毎日」によれば、

<【ワシントン斉藤信宏】79年の米スリーマイル島原発事故の検証に立ち会った日本原子力技術協会の石川迪夫(みちお)最高顧問が25日、米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長らとの面会を前にワシントン市内で記者会見した。福島第1原発事故について「使用済み核燃料プールでのトラブルは峠を越えた」との認識を表明。冷却水が失われ燃料棒が損傷したとみられる1~3号機の原子炉についても「小康状態のまま2週間が経過しており、今後、大きな変化が生じるとは考えにくい」と述べて、事故は収束に向かいつつあるとの見方を示した。

 石川顧問は、ヤツコ委員長が16日の米議会公聴会で、福島第1原発の4号機について「使用済み核燃料プールに水がなく、放射線量が極めて高くなっている」と警告したことについて「まったくの事実誤認だ」と強調。「使用済み核燃料の崩壊熱による水の蒸発は1日50トンに過ぎない。プールには1200トンの水があるから、仮に地震直後から蒸発が続いていたとしても、水は今も入っていることになる」と反論した。

 一方、経済産業省原子力安全・保安院がレベル5と発表した事故の暫定評価について「スリーマイル島原発事故に比べて放射能汚染が広範囲に及んでいる上、1号機から4号機まで計4機で相次いで事故が発生していることを考えればレベル6に相当する」と認識の甘さを指摘した。>

(業界の代表から保安院の認識の甘さが指摘されている。東電の認識はもっと甘い。プールに1200トンの水があるなら、何で東京都や自衛隊が放水する必要があったのか。なんで水素爆発や水蒸気爆発が起こったのか。すべて「空焚き」のせいではないか。水不足のせいではないか。仮に「使用済み核燃料プール」問題が「峠を越えた」としても、原子炉本体の問題がまだ残っている。)

基本的な問題は、政府も東電も福島第一原発をどう処理するのか、その戦略=計画を明確に指定ない点にある。

難波紘二

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【最悪のシナリオ】

諸兄姉へ:(転載自由です)
 呉共済病院の病理の技師長青木君から、

<【特別番組】あえて最悪のシナリオとその対処法を考える、というU-stream番組が昨夜放送されました。長いけれど必見と思います。

http://www.ustream.tv/recorded/13551476
http://www.ustream.tv/recorded/13552530

TVや新聞を信じていたら、多分避難の判断ミスをするでしょうね。

原子力保安院のカツラの男は、原発の専門家ではなく東大法学部卒だそうです。原発の技術的知識は、ほとんど素人と変らないと思います。
http://quasimoto.exblog.jp/14495986/ >

というメールをもらいました。Ustreamのビデオは前半が1時間、後半が2時間と長いですが「イミダス」に「原子力」の項を執筆している京大原子炉実験研究所の「助教(昔の助手)」を万年もしている小出裕章氏が電話出演していて、話に説得力があります。
 各国大使館が大阪以南にぞくぞく避難しているのは、「最悪の場合」を想定しているからだとわかりました。最悪の場合は、福島第一原発から半径700キロメートルの範囲の風下地帯が「放射線管理区域」という立入禁止地帯になるように、法で定めてあるのだそうです。
 それから小出氏の発言から「8つの核種」とは、ヨウ素、セシウム、テルル(以上3種は揮発性)、バリウム、ランタン、セリウム、ルテニウム、ロジウムの8種であるとわかりました。

 シナリオ1(最良)=冷却ポンプがまともに動いて、原子炉温度が低下し、制御棒の差し込みがかのうになり、停止する。最低でも1ヶ月はかかる。確率=10%。
   その間海水汚染は持続する。
 シナリオ2(中)=冷却系統が復旧できず、真水注入を持続する。これで冷却するには2年くらいかかる。その間汚染は続く。確率=50%
 シナリオ3(最悪)=稼働中の3基のうちどれかがメルトダウンを起こして、格納容器の水蒸気爆発を起こして原子炉、建屋が吹っ飛ぶ。他の2基にも被害が及ぶ。チェルノブイリ型の事故で、放射雲は首都圏を直撃する可能性がある。(風向きと降雨が関係する。)確率=40%

私が観た感じではそんなところでしょうか。それにしてもインターネットはすでに新聞もテレビも超えましたね。これでスカイプが普及したら、電話機もいらなくなる。

今日26日の「日経」日本の原発、「海依存」が弱点 冷却に構造的課題 編集委員 滝順一論説は、「どうして日本の原発は全部海岸にあるのだろう?」という私の疑問を解き明かしてくれました。冷却水に海水を使用しているからです。これだと真水を採取する装置がいらないし、使用済みの冷却水を蒸発させる巨大煙突状の装置がいらないから安く作れるのだそうです。その替わり津波に弱く、安全性において劣る。これを実証したのが、福島第一原発でした。

難波紘二

********************

【毎日放送:小出裕章氏の解説‏】


諸兄姉へ:御用学者のTV,新聞解説はまったくあてにならないが、京大の小池裕章助教の解説は信頼がおけると思います。「毎日放送」でのコメントをテープ起こししたものを見つけましたので、お送りします。広範囲な土壌汚染があるが、打つ手はないということです。出来れば首都圏は脱出した方がよいと私は思います。後で悔やんでも始まらない。

京大原子炉、小出裕章さん 福島原発事故、全文聞き起こし(3月23
日毎日放送ラジオ・たねまきジャーナル
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/644.html
投稿者 ジャック・どんどん 日時 2011 年 3 月 24 日 00:44:14: V/iHBd5bUIubc
今時、カセットテープに録音してから、それを聞きながら書き起こしました。
多少の抜け落ち、聞き間違いはご容赦ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水野晶子アナ、毎日新聞(大阪)平野さん解説
アメリカのCBSテレビの世論調査の結果
「日本の政府は全ての情報を公開していると思いますか?」
いいやそうは思わない「No」の答えが79%
日本人も5割はそう思っているののではないでしょうか?
ーーーーーーーー
京都市の入荷した茨城県産水菜から360ベクレルのヨウソ、560ベクレル
のセシウム検出。
いずれも基準値上回る。京都市は集荷停止を指示。いよいよ関西にも。
ーーーーーーーーー
原発関連のニュースのあと、小出さん登場
水)京都大学原子炉実験所助教小出裕章さんです。こんばんわ。今夜もよろしく。
まず、東京の水道水で乳児の基準値を超える値が出てきたと言う話なんですが、福島第一原発から200㎞もはなれてるというところで、基準値の倍を超える値が出てるのに驚いています。
小)原子力発電所が爆発した場合、風に乗って放射性物質が流れるんです。風向きが悪ければ、風下に入ったら町まちを襲っていく訳で、例えば今月3月15日に福島原発から放出された放射能が東京をずーと汚染していったデータがすでに得られています。
もしそういう事実があるのであれば、もう水道水などと何だろうと汚れてしまうのは仕方のない事です。
水)何百キロ離れていたから来ない、というわけでなく、風向き次第なんですか?
小)ヨウソは揮発性の高い物質で、近くで落ちてくれなくて、大変遠くへ運ばれてしまう。セシウムという元素もそうですけど、200㎞離れてるから安心だとかとは思わない方がよい。
水)小出さんご自身が、東京の大気がどのようになってるか、放射性物質が飛んで来てるかのどうかのデータをお持ちなんですよね。
これによると、今の大気ていうのはどのような状況なんでしょうか?
小)ごめんなさい、私が測定したのは東京で放射能の濃い雲が届いた15日の1日だけなんです。私が計れたのは。それ以後は実は私は計れてなくて、他は東京都がずっと計っています。
そのデータは東京都が公表していますけれど、一番ひどかったのはやはり3月15日だったようです。それが今、水道の中に入って来ているんだなと思います。
水)わたしなんか、水だけだと思ってるんですけど、それは空気中もあってのことなんですね。
平)これ土壌とか海とか範囲も想像以上に広がっているように思うんですけど、これは現在進行形で放射性物質が飛散していると考えてなくていいんですか。
小)現在進行中で飛散しています。
平)そうですよね。そうであれば、現在工事をしている各号機のたとえば2号機とか3号機の一番危険の度合いが強いと思われるんですけど、どの炉から出ているという見方でしょうかね。
小)ええと、よくわかりません。2号機というのは、すでに格納容器が破損していると東京電力も認めている訳で、そうなりますと格納容器は放射能を閉じ込める最後の防壁なんですが、それがもうすでに破れているとするとそこから恒常的に出ていると思います。
あと、3号機は今日火災がありましたけど、火災によってあんまり周辺の放射線量が変わらないと言ってますけど、ほんとにそいうなのかな?とちょっと、眉に唾をつけています。
水)今日、3号機で夕方また黒い煙が出たんですね。このことは確か月曜日にも同じような状況がありましたよね。

小)わたし、お話したと思うんですけど、火災になるには着火源が必要ですよね、
水)着火源があるはずと、推測してくださっていたんですよね。
そんとき、私は水素しかありえないと思っていたんで、格納容器が破れて水素がでていると、私は推察していたのです。
そうすると他の放射能も出てしまうので、火災と同時に放射性物質がまき散らかされたと私は危惧します。
水)これが水素なのかどうなのか、その後わたしもずっと報道の発表を気にしてたんですけど、ないようなんですけど、ないですよね。
小)ないです。
水)わからないままですよね。そのわからないまま今日繰り返されましたよね。小出さんはどのような推察ですか?
小)えーと、今日の場合は月曜日と違って、電源が復活してるんですよね、3号機は。それは電源回復によってどこまで電気を流したのかわからないのですが、不用意に電気を流すとショートすることがあるんです。
そうすると、発火ということがあるんです。電気系とからの発火というのは可能性はあると思うんですけど、あいかわらず水素の可能性だって残っていると。
水)ある意味この可能性をつぶしていって原因は何かというのを調べないと、格納容器が破損しているのかどうかわからないと思うんですけど、調べられないんですか?わからないんですか?
小)さきほど、ニュースの中でもタービン建屋5分間いるだけで、50mシーベルトを超えてしまったというのがありました。
今回の事故にあたっては、一人の労働者は250ミリシーベルトを浴びてはいけないことになっているのです。
もともとは100だったんですけど。100なんかでは到底間に合わないので250まで引き上げてしまった。それにしても25分もいたらそれが超過してしまう。
水)は~。
小)もう大変な被曝環境で作業してるんですね。そうしたらどっかで火事があった、トラブルがあったといってもそれを調べることすらが、決死隊のような感じでいかなくてはならない。そういう状況になっているのです。
水)ふーん。
小)普通の現場ではない。大変なところで仕事していなきゃいけないという状況。
水)もうひとつ、うかがいたいのは土の汚染なんですけども、原発から40キロ離れた福島県の飯館村の土、土壌からですね。
濃度の高いセシウムが検出されという発表がありました。これ通常の1600倍という数字なんだそうですが、セシウムが土から検出されるというのはどういう意味なんですか?
小)放射性のセシウムを含んだ雲がですね、流れていって土にくっついたとうことです。
水)はー、これ土にくっついたというのを除去するというのは?
小)土を捨てる以外にありません。
水)土をすてるというのは、どこにすてる?
小)捨てれないですよね
水)捨ててもなくならないですよね。どっかの土がまた汚れますよね。
小)そうです。同じ事です。
水)土という事は、そこで育てた作物を食べると、口に入れたときに内部被曝になりますよね。
小)もちろん、内部被曝することになります。
小)土の上に暮らしていたらどうなるんですか?今日報道された1キログラム当たり16万ベクレルという値のセシウムですね、これがあるとすると、その土地は放射線管理区域にしないといけない。
それは、「放射線管理区域」は、一般人が立ち入ってはいけない区域。
日本の法律の基準をはるかに超えている。
平)小出先生、今日枝野官房長官が、きのう私がお聞きした「スピーデイ」による試算結果の報告を受けたと記者会見しまして、原発から30㎞圏外の一部で、100ミリシーベルトになりうる地域もみられるな、と。
直ちに避難や国内退避をしなければならない状況とは判断していないと。これは、私は非常に矛盾しているなと。
小)私も矛盾しているともいます。
平)これ~、どうなんですかね?30㎞圏外の人たちもやはり深刻になんらかの措置をとらなければならない事態になってるんじゃないかと。
小)もちろんそう思います。日本の法律も、世界の法律もそうですけれど、放射線を被爆するということは、あらゆることで危険なことであるということを大前提にしているわけですね。
だから労働者の場合は1年間にこれ以上浴びては行けないという基準を決めて老いる訳で、一般人も基準を決めていおる訳で。
一般人が浴びてはいけないというのは、1年間に1ミリシーベルトという値なんです。それがすでに100ミリシーベルトを超えてしまっているというのは、とてつもないことが起きていると考えないといけない。
「直ちに、なんとか」と言っている場合ではない。と私は思います。
平)諸外国、例えばアメリカが80キロ圏外というのは、まっとうな判断ですよね。
小)そうです。
水)ただ今すぐ退避を広げるというと、まあパニックににになる人もいるんじゃないかと心配しますが。
小)私もそう思います。それはもう苦しい事です。
水)納得のいく説明があってできることですね。これは。 
小)でももう説明のしようがないんですよね。許容限度を超えた被曝というのが、ものすごく広範囲で広がってる訳ですし、40キロも離れた飯立町では、放射線量の管理区域(一般人立ち入り禁止区域)にしなければならないほどの土地の汚染が起きている、ということになると並大抵なことでは避難とか、そういう対策をとりようがなくなってきている。
水)福島の飯立村のセシウム、半減期30年なると教えていただきましたね。ことの深刻さが日ごとに少しずつかんじられているのですが、原発には外部電力が通じたり中央制御室では照明がついたりと、希望的にうけとりたいですが。
小)私もそう受け取りたい。だからといってポンプは未だに動かない訳ですし、3号機の火事というのも、ひょっとして電気を通したから故に起きたかもしれないと伺っているのです。これからどう乗り切っていかれるのかという不安もぬぐい去れずにいるのです。
2011年3月23日毎日放送ラジオ「たねまきジャーナル」21:30~22:30
を起こしました。あーしんどかった。


難波紘二

********************

【やはり石棺方式か、福島第一原発の未来‏】

福島第一原発3号炉を設計した元東芝の原子炉設計部長藤林徹氏が、3月17日にこういうことを書いている。

https://sites.google.com/site/reportfujibayashi/

<福島原発の状況が現状からどちらの方向に向かうかは、今後1週間から1ヶ月しないとわかりません。それは物理的な現象の進展と、行政、東電、国民の努力によって決まります。
東京電力が自らの災害ではなく国民の災害であることを認識して、自衛隊や消防庁など行動できる行政部隊、他電力のエキスパート、国際的な知能などの協力を仰ぐことができれば、国民が納得できる結果が得られます。

それで、将来の道筋ですが、それは東電が世論を見ながら決めることです。修復して再起させるのか、解体して更地にするか、あるいはチェルノブイリのように石棺に閉じ込めるのか、半年か1年後に決まるでしょう。このまま冷却されれば技術的には修復して再起させることができます。でも原子力事業は世論とともに進みますから、おそらく、更地にする道を選ぶと思います。

更地にするには、まず喪失した原子炉の屋根を回復して、原子炉から燃料を取り出して安全な場所に移動させ、容器や部品を丁寧に除染しながら解体します。それには、5年から10年かかるでしょうから、3ないし4基の原子炉では数十年かかるでしょう。この間にも放射能の問題が付きまといますから、地元の方は長期間の避難か移住が必要になります。その間の生活保障など莫大なお金がかかります。そのようなことから、不名誉な石棺を選ぶことになるかもしれません。>
 この人は前半ではプルサーマルは安全だという主張を展開している。論理矛盾。
まず三石耐火煉瓦で内層を固めて、外挿を鉄筋コンクリートで固めるのが正解でしょう。これならシナリオ2で事態を収めることができる。

原子炉=核爆弾だと本質論を述べ、1ワット当たりのコストは実は原発はどの発電方式よりも高い。コストを無視して原発が50基もできたのは、コストを電力価格へ転嫁できるからだ、と推進論者の過去についたウソの証拠を実証的に示しているのが添付の小出講演録「原発は危険、プルサーマルはもっと危険」2009 年石巻市でのものだが、聞いた人は今回の事故で実感したのではなかろうか。
国際会議で「日本のプルトニウム貯蔵量は多すぎる」の原爆製造意図を勘ぐられたのが、プルサーマルの始まりらしい。
これは
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/isnmk091222.pdfで読むことが出来ます。


難波紘二

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2 Comments

yokoblueplanet says..."茨城、福島"
再度、こんにちは。
私は地震の一日前に日本を出ました。故郷は茨城です。兄弟姉妹、親類縁者、友人知人は関東、東北一円にいますので、福島の原発事故が起きて以来、おちおちしていられません。茨城には日本最初の大洗原発、研究所付きの東海村原発とあり、少し前の東海村の事故の時は2人の方が被曝で亡くなっています。
当初、アメリカ軍が冷却剤を日本へ空輸していると云うニュースがこちらで流れ、良かった、と思っていたのですが、それは2日位で立ち消えになりました。ホウ素を使うと原子炉は廃炉にしなければならないので、日本側が渋り、援助を断ったと云う経緯です。
福島の友人たちも既に体調を崩す人が出たりしていて、食料事情が改善されない事や燃料不足等で心理的負担が更に大きくなっています。
恐らくまだあまり情報の入っていない栃木や群馬にも同じようなケースが増えていると思われます。
早く石棺を、と願っていましたが、なかなか事は進まず。。。現場の方々、30kmにとどめ置かれた方々の危険を考えるといたたまれないです。今週は仕事があるので、あまり頻繁には関連記事アップできないと思うのですが、今後ともよろしくお願いします。
2011.03.29 15:09 | URL | #- [edit]
mome says...">to yokoblueplanetさま"
ご家族、ご親戚の皆様、怪我もなくご無事でしたでしょうか?
やはり身内がいたり、親しい間柄のひとがいると、思いはいっそう強くなりますね。
もちろん、今回のことに関しては、そうじゃない方々の想いも、強く強く被災地の方に寄り添っていらっしゃいますが。

わたしも、夫の母が宮城におりまして、親戚も、友人も、知りうる限りはみんな無事でしたが、家を流されたり、いまだに水も出なく、本当に不便な日々を送っていたりもします。
福島の方ではありませんので、原発に関しては、まだ不安は少ないのですが。

あの冷却剤の件。
なるほど、そういう事情だったのですね。
あれをもっと早くに使っていれば、もっと被害は抑えられたはずなのに、何故使わなかったのか、とても疑問に思っていました。

わたしも、初期のうちから、コンクリで固めてしまえばいいのに!と思っていましたが、なにせ素人の、いち主婦の考えること。
それをすると、もうそこにひとは住めなくなってしまうよ。と、聞いて、馬鹿みたいな意見だったかなぁ・・と思っていました。

たとえ、そうやって汚染されてしまった土地だとしても、そこに帰りたいひとたちがいるのだと思うと、何が正解なのか、ますます分からなくなります。切ないです。

でも、今は、ともかく、多くの方の安全を祈るばかりです。

たくさんのコメントをありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します^-^
2011.03.29 23:22 | URL | #195Lvy4Y [edit]

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